product story 製品ストーリー

40km/h衝突対応型車止め 「インパクトボラード®」

開発の経緯

「車止め(ボラード)だからできること」

制御を失い歩道に乗り上げた車両に、歩行者が巻き込まれる事故が後を絶ちません。車両の逸脱を防ぐ役割は車両用防護柵が担っていますが、歩行者や自転車が行き交う交差点には、従来の防護柵を設置できない場合があります。

サンポールは車止め(ボラード)によって、その様な場所に安心と安全を提供し、交差点で起こる事故被害をより少なくする事を使命だと考えて製品開発に取組みました。研究を重ね、衝突実験を繰り返し行い、40km/h衝突対応型車止め「インパクトボラード」が誕生しました。

これからも車止めだからできる安心安全な未来を目指して製品開発に取り組んで参ります。

 

 

1.インパクトボラードの概要

①「40Km/hの衝撃」を受け止めるガードパイプ

φ114.3×t4.5のスチール製ガードパイプにサンポールの独自のユニットを組み込むことで「40km/hの衝突衝撃」を受け止める事を可能にしました。

 

②歩行者を車両から守る「車止め

これまでの車止めの目的だった「注意喚起」。これからの車止めの目的は「歩行者を守る」。そんな考え方から製品を開発しました。

 

40Km/hの衝撃」×「車止め」交差点安全対策

 =「インパクトボラード(IMB)

 

 

1-1.サンポールの独自のユニット「インパクトスリーブ®」

鋼管φ114.3×t4.5 に入れることで強度アップ
耐衝撃性能と衝撃吸収性能を最大限に発揮する構造を実現しました。

 

 

新構造多角形断面 (特許出願中)

 

 

二重に四角形を組み合わせることで四隅に三角形断面を形成し、曲げに対する断面性能を向上させると共に、多角形の断面がどの方向からの衝突に対しても支柱強度を確保します。

 

強度検証

 

自社に備えたペンデュラム試験機での検証試験では、従来の車止め支柱 (φ114.3×t4.5) にインパクトスリーブを入れることにより、変形角度を41%に抑えることができました。

 

 

1-2.衝撃吸収体

専用設計による4 枚のブレードとフランジが地中内で衝撃を吸収し、車両の衝突荷重を地面でも受け止め、歩行者のみならず車両側の衝撃も軽減します。

 

 

スクリューブレード効果

・打込み時は地盤にネジのようにくい込み密着します。
・衝突時、本体からの衝撃を広い面積で地盤に伝え吸収します。
・強固なインパクトスリーブの底面に掛かる力にも耐えます。

 

フランジ

・車両の衝突により軟弱地盤で横に動いてもフランジが地盤にくい込み、埋込部が抜けることを防止します。

 

衝撃吸収体がない鋼管パイプのみを打ち込んだ場合は、車両が衝突した際に地中に打ち込んだパイプが抜けながら曲がります。(衝突実験実証済み)
本体パイプは、STK400 φ114.3×t4.5車両防護柵の支柱に使用される鋼管です。

 

2.設置場所について

2-1.推奨設置場所

・交差点
・横断歩道
・通学路
・店舗前
・建築外構
・公園入口

 

2-2.交差点での設置イメージ

 

2-3.視覚障がい者誘導用ブロックとボラードの設置条件

 

3.実車試験全体の総覧

 

 

 

インパクトボラード1本で車両1.15t時速42kmの衝撃度 78kJ に耐えた。
2本設置した場合は時速59kmの衝撃度 156kJ まで耐える・・・
※車両及び衝突時の条件によって異なります。(時速はスピードメーター表示)

 

 

インパクトボラード 耐衝撃度 比較

 

考察
実車実験で②単管φ114.3×t4.5 では車両1.15t時速20km を止めることが限界でした。
①インパクトスリーブを入れることで時速42km(スピードメーター)までの耐衝撃性をアップする
ことが可能です。※時速20km が42km になることで衝撃力が約4.5 倍になります。

 

4.各製品の紹介

4-1.インパクトボラード 打込み施工(土中用)

インパクトスリーブで耐衝撃性アップ
衝撃吸収体が地耐力を受けて衝撃を吸収し受け止める(40km/h衝突実験済み)

 

 

4-2.インパクトボラード 基礎式

インパクトスリーブで耐衝撃性アップ
汎用性の高い基礎施工タイプ

 

 

4-3.インパクトボラード 基礎式 ソーラータイプ

インパクトスリーブで耐衝撃性アップ
歩行者・自転車からの視認性を向上し、接触事故を防ぎます。

 

 

 

 

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