column コラム

車止めのメリットと施工方法別の選び方 画期的な新施工タイプ「アタッチメントシリーズ」の紹介

 

公共施設や大型店舗だけでなく、小型店舗や戸建住宅などでもよく使われている車止め。何のために設置されているのかご存じない方もいらっしゃると思いますが、実は違法駐車対策や敷地境界の可視化などに最適な製品です。また、いざ車止めの導入を検討してみても、施工方法によって種類が分かれており、どれを選んでよいか悩んでしまう方も多いと思います。

 

そこで本コラムでは、車止め設置のメリットや推奨設置場所、施工方法による選び方、そして2023年4月に発売された施工が簡単で画期的な新製品「アタッチメントシリーズ」の魅力までを解説します。

 

そもそも車止めとはなにか

車止めとは、その名の通り車を進入させないよう止めるものですが、敷地内への人の進入を抑止する目的でも使われています。

元々は「ここから先は車で入ってはいけません」と視覚的に進入を抑止する目的でした。しかし近年アクセルとブレーキの踏み間違いなどによる衝突事故が社会問題化していることを受け、物理的に車の衝突を受け止める頑丈な車止めも開発されています。

 

■耐衝撃性車止め インパクトシリーズ 製品ページ

 

車止め設置のメリットと推奨設置場所

車止めを設置することによるメリット及びその推奨設置場所は次の通りです。

 

自動車・バイク・自転車・人を敷地に進入させない

公園、駐車場、施設などの出入口、駐車場や敷地の外周、建築外構など

車止めの間にクサリを張ることで、人の進入を防ぐこともできます。

 

歩車道分離(歩行者の安全確保)

歩道と車道の間

 

違法駐車の防止

店舗・マンション・戸建て住宅の敷地内や駐車場など

 

敷地を囲う、建築外構

フェンス代わりに使うことが可能

 

操作ミス等による車の衝突から人を守る

交差点、店舗や建物の前、建物と駐車場の間など

 

操作ミス等による車(フォークリフト・台車含む)の衝突から建物や設備を守る

店舗や建物の前、建物と駐車場の間、柱や樋の前、EV充電器の前、工場や倉庫の搬入口など

 

車止めの施工タイプ

車止めは施工方法によってタイプの違いがあり、置くだけのタイプ(据置式)、コンクリート基礎に埋め込み施工するタイプ(固定式・差込式・上下式)、土間などにアンカーで後施工するタイプ(ベース式)、と大まかに分けられます。ここからそれぞれのタイプについて説明していきます。

 

置くだけ:据置式

 

置くだけで設置できる施工タイプです。

頻繁に車止めの配置を変える必要がある場所に適しています。

 

<メリット>

・施工の必要がない。

・車止めの配置を自由に変えられる。

 

<デメリット>

・管理の行き届かない場所では、イタズラや盗難の危険性がある。

 

基礎に埋め込み施工:固定式

 

コンクリート基礎に本体を直接固定する施工タイプで、埋込式とも呼ばれます。

同じ場所で恒久的に使用したい場所に適しています。

 

<メリット>

・他の施工タイプと比較して車止めの製品価格が安い。

 

<デメリット>

・施工時に地面を掘る必要がある。(深さ250mm以上)

・一度施工すると容易に取り外しができない。

・車がぶつかるなどして車止めが曲がった際の修繕が大変。

 

基礎に埋め込み施工:差込式(差込式・差込式フタ付・差込式カギ付)

 

コンクリート基礎に筒状の部品「サヤカン(鞘管)」を固定し、その中に車止め本体を差し込む施工タイプです。

出入が頻繁ではない出入口に適しています。

また、差込式はフタとカギの有無により3タイプに分けられます。

 

 

差込式(フタなし・カギなし)

<メリット>

・施工した後も本体を取り外すことができる。

・車がぶつかるなどして車止めが曲がった際は、本体のみを交換することで修繕可能。

・差込式フタ付・差込式カギ付と比較して車止めの製品価格が安い。

 

<デメリット>

・施工時に地面を掘る必要がある。(最低250mm)

・車止め本体を取り外した際に保管場所が必要。

・サヤカンにフタができないため、車止めを抜いた後は穴が開いた状態になる。

・施錠できないため誰でも車止めを抜くことができる。

 

差込式フタ付(フタあり・カギなし)

<メリット>

・施工した後も本体を取り外すことができる。

・車がぶつかるなどして車止めが曲がった際は、本体のみを交換することで修繕可能。

・車止めを抜いた後のサヤカンにフタができる。

 

<デメリット>

・施工時に地面を掘る必要がある。(最低250mm)

・車止め本体を取り外した際に保管場所が必要。

・施錠できないため誰でも車止めを抜くことができる。

 

差込式カギ付(フタあり・カギあり)

<メリット>

・施工した後も本体を取り外すことができる。

・車がぶつかるなどして車止めが曲がった際は、本体のみを交換することで修繕可能。

・車止めを抜いた後のサヤカンにフタができる。

・施錠できるため管理者のみが車止めを抜くことができる。

 (施錠方法:本体を差し込んでいる状態で本体の穴にロックピン(かんぬき)を通し南京錠をかける。)

 

<デメリット>

・施工時に地面を掘る必要がある。(最低250mm)

・車止め本体を取り外した際、本体・ロックピン・カギの保管場所が必要。

・差込式・差込式フタ付と比較して車止めの製品価格が高い。

 

基礎に埋め込み施工:上下式

 

コンクリート基礎に埋込スリーブを固定することで、不要時に車止め本体を地中に収納できる施工タイプです。

施設の出入口や店舗の駐車場など、車止めの設置(営業時間外は引き上げる)と撤去(営業中は地中に収納)を頻繁に行う場所に適しています。普段は引き上げたままにしておき、イベントや緊急時のみ収納する使い方もできます。

 

<メリット>

・施工した後も、本体の上下操作のみで車止めの設置と収納を切り替えることができる。(勝手に収納されないよう施錠可)

・差込式のように、取り外した本体の保管場所が必要ない。

・車がぶつかるなどして車止めが曲がった際は、本体のみを交換することで修繕可能。

 

<デメリット>

・施工時には、固定式や差込式と比較してより深く(最低840mm)地面を掘る必要がある。

 

アンカーで後施工:ベース式

 

土間コンクリートにアンカーボルトで固定する施工タイプです。

設置場所の地中に埋設物がある場合や、床面を仕上げた後の施工に適しています。

 

<メリット>

・固定式と比較して、後施工が容易。

<デメリット>

・固定式と比較した場合、ベースとアンカーボルトの強度が弱い。

 

画期的な車止め「アタッチメントシリーズ」 基礎工事不要で本体の取り外しが容易

 

2023年4月、弊社はこれまでにない画期的な施工タイプの車止め「アタッチメントシリーズ」を開発しました。これより詳しく紹介していきます。

 

アタッチメントシリーズの特徴

アタッチメントシリーズは、基礎工事不要でアンカーボルトを使って簡単に施工できます。そのため、床面をきれいに仕上げた後や屋内の施工でも景観を損ないません。また、埋設物があり地中を深く掘れない場所への車止め設置にも最適です。

 

さらに、本体の取り外しも非常に簡単で、勝手に本体を外されないように施錠もできます。

 

設置後も本体を容易に取り外せる施工タイプとしては、先ほど説明した差込式があります。しかし、差込式はコンクリート基礎にサヤカンを固定する必要があるため、穴を掘ってコンクリートで固める手間がかかってしまいます。それに比べてアタッチメントシリーズは、土間への後施工だけでなくアスファルトへの基礎なし施工も可能です。

 

 

デザインはスタイリッシュで高級感があり、店舗・商業施設等のエントランスや屋内のロビー、車寄せやテラススペース、住宅の駐車場などで幅広くお使いいただけます。

 

<メリット>

・地面を掘らなくても施工ができる。

・施工した後も本体を取り外すことができる。

・施錠できるため管理者のみが車止めを取り外すことができる。

 

<デメリット>

・差込式やベース式と比較した場合、価格が高い。

 

施工方法

アタッチメントシリーズは、車止め本体とアタッチメントベースで構成されています。

施工方法は、地面にドリルで小さな穴を開け、アンカーボルトでアタッチメントベースを固定するだけです。穴の深さは、地面がコンクリートの場合は50mm、アスファルトの場合でも140mmの浅底施工となります。前者には打込式アンカー(めねじアンカー)、後者にはABアンカー(おねじアンカー)を、別売部品として取り揃えております。
詳細はアタッチメントシリーズの製品ページをご覧ください。

 

コンクリート施工の場合

 

アスファルト施工の場合

 

このように、アタッチメントシリーズは基礎工事不要で簡単に施工することができます。

 

本体の着脱方法

 

アタッチメントシリーズは、車止め本体の取り外しも簡単で、施錠も可能です。

カバーを時計回りに約90 度回転させることで、本体をベースに固定することができます。取り外す際は反時計回りに回転させます。

カバーを回転させて固定する構造のため、これまでに無かったアーチタイプやフック付の対応が可能となりました。

本体を取り外したの後のベース形状も突起を抑えたスタイリッシュな設計です。

操作方法の詳細は動画をご覧ください。

 

 

ラインナップ

 

アタッチメントシリーズには、大きく分けて単柱型のアタッチメントピラーと、門型のアタッチメントアーチの2種類あります。それぞれにステンレス製とスチール製(カラーはホワイト、イエロー、ブラウンの3色)があり、ピラーのみアルミ製(カラーはブラック、ホワイト、アイボリーメタリック)も取り揃えています。設置場所の景観に合わせてお選びください。

 

まとめ

ここまで、車止め設置のメリットや施工方法別の選び方、そして画期的な施工タイプ「アタッチメントシリーズ」について解説してきました。

アタッチメントシリーズは、施工が簡単で本体の着脱もできる画期的な車止めで、後施工や屋内での施工を検討している方におすすめの製品です。

用途に応じた車止めを選ぶことで、管理しやすく美しい景観を作っていきましょう。

リンク

■アタッチメントシリーズ 製品ページ

■アタッチメントシリーズ 電子カタログ

 

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