column コラム

車止めがカプセルトイになりました!

 

株式会社サンポールを代表する車止め製品「サイン付アーチ」「リフター」「ピコリーノ」がカプセルトイになりました!


その名も「1/12車止めジオラマコレクション」で、2023年1月25日より順次発売となります(地域・店舗により変更あり)。価格は1個400円でラインナップは全6種類です。

製作は株式会社SO-TA様、デザインはジオラマ作家・情景師アラーキー様によるもので、それぞれの車止めを細部まで忠実に再現してくださいました。

 

 

こちらがカプセルトイマシンの台紙デザインです。お求めの際はこちらのデザインを目印にお探しください。取扱店舗についてはこちらのリストをご確認ください。

 

2023年5月1日より、弊社楽天ショップにてネット販売を開始しました。こちらよりご購入いただけます。※全6種コンプリートセットのみ

 

 

ラインナップ

「1/12車止めジオラマコレクション」は、3種類の車止めと2種類の舗装(A:インターロッキング、B:アスファルト)の組合せによって全6種類のラインナップがあります。

 

 

【車止め】3種類 サイン付アーチ、リフター、ピコリーノ【舗装】2種類

①サイン付アーチA:【車止め】サイン付アーチ【舗装】インターロッキング・点字ブロック

②サイン付アーチB:【車止め】サイン付アーチ【舗装】アスファルト・点字ブロック

③リフターA:【車止め】リフター【舗装】インターロッキング・点字ブロック

④リフターB:【車止め】リフター【舗装】アスファルト・点字ブロック

⑤ピコリーノA:【車止め】ピコリーノ【舗装】インターロッキングのみ

⑥ピコリーノB:【車止め】ピコリーノ【舗装】アスファルトのみ

 

ラインナップ:車止め

サンポールは旗ポールメーカーとして創業し、後に車止め業界に参入しました。今や売上の80%は車止めが占めています。

「1/12車止めジオラマコレクション」ではそんな車止めを代表する3種類がモデルになりました。

ちなみに、サンポール製車止めのブランド名は「SUNBARICAR(サンバリカー)」と言います。

 

サイン付アーチ

 

サイン付アーチとは、1983年発売のアーチ型車止めにサイン看板を取り付けた製品です。

車両や自転車の進入防止や駐車禁止の注意喚起のため、公園や歩行者専用道路で多く使われています。他にも、公共施設や商業施設において、駐車場・駐輪場や避難場所等の案内・誘導のために使うこともあります。

アーチ部分の材質は鉄製とステンレス製(サイン看板はどちらもアルミ製)があり、鉄製のアーチは主に黄、白、赤白、茶に塗装されています。

今回のカプセルトイは鉄製(黄・白)がモデルとなっており、サイン看板としてAには「進入禁止」「駐車禁止」、Bには「バイク置き場」「駐輪禁止」のシールがそれぞれ付属しています。

 

 

サイン付アーチの左肩には、社名とブランド名「Sunpole SUNBARICAR」と書かれた銘板が貼られています。カプセルトイでは黒ベタ印刷で再現されました。

 

駐輪場で使われているサイン付アーチ

 

モデル品番:FAH-7U10-650-SIN 鉄製 パイプ径φ60.5・高さ650mm

詳しくはサイン付アーチシリーズ製品ページをご覧ください。

 

リフター

 

リフターとは、本体を地中に収納できる上下式の車止め。1983年の発売以来数多くの実績があるサンポールの定番製品です。

頭部の取っ手を使って簡単に引き上げたり下ろしたりできます。本体に内蔵されているクサリを張ることもできます。材質はステンレスで高級感があり、シンプルですっきりとしたデザインはどんな景観にも調和します。1986年にはサンポール製品で初めてグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しました。

主に駐車場、店舗の入り口、敷地の境界などで採用されています。店舗開店時に駐車場入り口のリフター本体を地中に収納して車が入れるようにし、閉店後は本体を引き上げて車を進入させない使い方が多いです。広場等で普段は本体を引き上げたままにしておき、イベント時や緊急時のみ本体を収納する使い方もあります。

 

地中収納時の様子

 

今回のカプセルトイには、頭部パーツの差替えによって地中収納時も再現できるギミックがあります。

 

 

<リフターの各部名称>

 

①頭部

頭部を胴体より若干大きくすることにより、地中収納時に砂が入りにくくなっております。また、大きく張り出していないため、誤って落下させた場合でも足元が安全です。

フレア加工で広げたラッパ状のカーブは、より美しく見えるようにデザイナーがこだわった部分で、サンポール製リフターの最大の特徴と言えます。

取っ手の上にはブランド名「SUNBARICAR」の刻印が入っています。

 

②ロック機能

本体から出ているロックピンに南京錠を掛けることで、管理者以外が勝手に下ろせないようになっております。

 

③クサリ

本体ポールにステンレス製のクサリを内蔵しており、必要に応じて引きだすことができます。

内蔵クサリの長さは、リフターとリフターの芯々ピッチ2m分です。

 

 

④反射テープ

視認性を高めるために白色の反射テープを貼っています。

カプセルトイでは本体ポールと同じシルバーで塗装されています。付属のディテールアップヒント集に反射テープが印刷されておりますので、切り出して貼るとよりリアリティが増します。

 

⑤化粧カバー・ビス

上下させる構造部品のカバーで、ビス止めされています。車の衝突などにより本体が破損した場合は、取り外して本体交換します。

 

⑥埋込スリーブ

黒い樹脂製のサヤ状部品で、収納時にリフターの本体が収まります。施工時に地中に埋めてしまうので地上からは見えません。

 

モデル品番:LA-8KC ステンレス製 パイプ径φ76.3・高さ700mm

詳しくはリフターシリーズ製品ページをご覧ください。

 

ピコリーノ

 

ピコリーノとは、小鳥が4羽とまったアーチ型の車止めです。

1970年に旗ポールメーカーとして創業したサンポールが、新たに車止め業界に参入するに当たっての先駆けとして1981年に発売しました。子どもの遊び場にふさわしい夢のあるデザインと、子どもが飛び乗れないようにする機能性を組み合わせ、「夢と機能の融合」を実現した製品です。

その親しみやすい姿から全国各地で愛されており、神奈川県の江ノ島電鉄江ノ島駅のピコリーノは手編みの洋服を着ていることで特に有名になっています。

 

 

ピコリーノにはアーチ部分の左肩に「Sunpole Picolino」と書かれた銘板が貼られています。カプセルトイも印刷で文字までしっかり再現されました。

また、カプセルトイは組立式となっております。こちらの写真を参考に小鳥の向きやポーズを間違えないようお取り付けください。

 

モデル品番:AH-7U10P-650 ステンレス製 パイプ径φ60.5・高さ650mm

ピコリーノについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

■コラム「ピコリーノ誕生秘話」

■ピコリーノシリーズ製品ページ

 

各製品が実際にどのような場所で使われているかは、こちらの実績写真集をご覧ください。

 

ラインナップ:舗装

A.インターロッキング(ブロック)舗装

 

インターロッキング(ブロック)舗装とは、コンクリートでできたレンガ調のインターロッキングブロックを、お互いが噛み合うように敷き詰める舗装方法です。

柔軟性があり耐久性が高い他、水はけが良い、遮熱性が高いなどの特長があります。また、色や形状のバリエーションが豊富で敷き方によって様々な景観演出ができるため、歩道や公園から戸建て住宅まで幅広く使われています。

 

B.アスファルト舗装

 

アスファルト舗装は、道路、歩道、駐車場など、様々な場所で見られる一般的な舗装方法です。

 

 

点字ブロック

正式名称を「視覚障害者誘導用ブロック」と言い、視覚障害者を安全に誘導するために地面に設置するブロックです。大きさは30cm四方以上とJIS規格で定められています。

点字ブロックには、進行方向を示す誘導ブロック(線状突起)と、交差点や階段前といった危険箇所の位置や誘導対象施設の到着地点などを示す警告ブロック(点状突起)の2種類があります。

今回のカプセルトイには、車止めの前でよく使われる警告ブロックのみ付属しています。

 

基礎

車止めを施工する際は支柱を支える土台として必ず基礎が必要です。施工方法として、基礎ブロックを使用する方法と現場でコンクリートを固めて作る方法があります。

今回のカプセルトイでは基礎が地表に見えていますが、特に美観を考慮する場合はアスファルトやインターロッキングで基礎が見えないように仕上げます。

 

遊び方

「1/12車止めジオラマコレクション」は、その名の通りジオラマ制作にぴったりなカプセルトイです。

1/12スケールは世界的に展開されているドールハウスの標準スケールであり、アニメや映画の登場人物のフル稼働フィギュアも多く発売されています。そのフィギュアを飾ったり撮影したりする展示台として最適です。また、バイクや自転車のプラモデルなどもこのスケールなので、組み合わせるだけで簡単にジオラマを作ることができます。特に複数購入して連結するとより自由な景観を作ることができて楽しいですよ。

 

なんとジオラマ作家 情景師アラーキー講師によるディテールアップヒント集まで付いています。

 

 

1/12車止めジオラマコレクションを120%楽しめる5つものヒントが掲載されたブックレットです。

こちらを参考に、皆さまも自分だけの「車止めのある風景」を作ってみてはいかがでしょうか。

 

カプセルトイデザイン 情景師アラーキー

 

本物の風景のような超リアルなジオラマを創り出す作家。元東芝の家電製品デザイナーの経歴を生かしてカプセルトイなどのアイデアや設計も手がけられています。

 

開発時のアイデアスケッチ

 

「1/12車止めジオラマコレクション」発売の経緯

カプセルトイ好きのサンポール社員がある時ふと思いました。「うちの車止めをカプセルトイにしたい。決して目立たない存在だけど、見たことのない人はいないはず。カプセルトイになれば興味を持ってもらえるのでは...」しかし、何をどうしたら良いかさっぱり分かりません。そんな時、持っていた室外機のカプセルトイを見て企画者のアラーキー様に連絡してみることを思いつきます。ドキドキしながらメールを送ってみたところ興味を持っていただき、「1/12車止めジオラマコレクション」の商品化が実現したのでした。

 

■情景師アラーキー/荒木さとし 公式Twitter(外部リンク)

■情景師アラーキー/荒木さとし 公式ブログ(外部リンク)

 

カプセルトイメーカー 株式会社SO-TA

 

2009年に設立されたカプセルトイの企画・販売会社。

企業コラボやキャラクター商品の他、自社オリジナル商品も多数手がけられるなど、強い企画力を持った勢いのあるメーカー様です。

 

■株式会社SO-TA 公式ホームページ(外部リンク)

■株式会社SO-TA 公式Twitter(外部リンク)

 

株式会社サンポールについて

 

株式会社サンポールは、1970年に広島で創業しました。旗ポールメーカーとして創業し軌道に乗った後、第2の柱として車止め業界に参入することを決定します。その先駆けとして1981年に初めての車止め製品ピコリーノとゲートポールを発売、続く1983年にはリフター・ピラー・アーチの製品群を発売し、車止め業界への本格参入を果たしました。現在では旗ポールと車止めのどちらも業界トップシェアを誇ります。

「外部空間を豊かにクリエイトする演出者」として、誠実で心のこもった製品・サービスを通じて笑顔あふれる街づくりに貢献することが私たちの企業理念です。

 

おまけ 車止め実績写真集

ジオラマ作りの参考にどうぞ。

 

サイン付アーチ1:自転車が通りにくくなる配置+注意喚起

 

サイン付アーチ2:踏切での注意喚起

 

リフター1:高級マンションの外構にて

 

リフター:エリアを囲む使い方

 

ピコリーノ1:ピコリーノと言えば公園

 

ピコリーノ2:駐車場にて

 

リンク集

■「1/12車止めジオラマコレクション」ネット販売ページ(外部リンク:楽天市場)

 

■リフターシリーズ製品ページ

■サイン付アーチシリーズ製品ページ

■車止め製品シリーズ一覧

■コラム「小鳥付車止め「ピコリーノ」誕生秘話」

 

■株式会社サンポール 楽天市場(外部リンク)

■株式会社サンポール 公式Twitter(外部リンク)

■株式会社サンポール 公式Instagram(外部リンク)

■株式会社サンポール 公式facebook(外部リンク)

 

■情景師アラーキー/荒木さとし 公式Twitter(外部リンク)

■情景師アラーキー/荒木さとし 公式ブログ(外部リンク)

■株式会社SO-TA 公式ホームページ(外部リンク)

■株式会社SO-TA 公式Twitter(外部リンク)

■カプセルトイ取扱店舗一覧